実施日:2021年6月
土田:りんく野方 相談支援専門員
三島:りんく野方 サービス提供責任者
— 今の仕事を通じて、身につくことって?
永倉(進行役):今、担当している業務では、どのようなスキルが身につくと感じていますか?
土田: 担当する利用者様の人数は1人2人の世界ではなくて、そのお1人お1人に合わせてプランを考えていくので、まずは、計画的にスケジュールを管理しながら業務を進めることが上手くできるようになってきたと思っています。
ヘルパーの時は、何時に何処に行けば良いというのが決まっていたので、決められた通りに行くことが中心だったんですけど、今は、起こり得る事柄も予測して、次のステップまで考えて自分で決めて動く必要があるので。前職のデイサービスでは、やっぱり曜日と時間、来る方とお迎えの時間帯は決まっていたので、そこまでスケジュールを管理するという感覚ではなかったですね。
在宅で暮らされている利用者様は、勿論、その利用者様のご用事もあったりしますし、その合間をぬって私たちの訪問を入れさせていただくので、スケジュール管理が1番大変で重要だし身につきましたね。
三島: 自分は、在宅はやっぱり1対1なので、対応力とか臨機応変の力が問われると思っていて。施設だと、直ぐに周りの人に聞けたり助けを呼べるんですけど、訪問だと、その時に出来ることは自分で対応しなきゃっていうのがあるので、そこは難しいと思うことではあるんですけど。なんか凄くやりがいというか、どうやってこの場合は対応したら良いのか考えながら仕事をすることが増えて、対応力が身についてるかなっていうのはありますね。
サービス提供責任者(サ責)の仕事だと新規の利用者様との契約とかにも行ったりするんですけど。今までの施設の仕事は、直接ケアの仕事をしていただけみたいなイメージというか・・・そうではないんですけど、今の方が業務が広いというか。電話も凄く沢山しますし調整業務とかも。新しいことが多いな、身についたなと思っていますね。
— 仕事をしていく上で、心がけていることは?
土田: 今、精神障がい・知的障がい・身体障がい・児童という中で担当して、それぞれ障がいというか疾患とか違うんですけど、経験の中で決めつけることはしない。同じ疾患でも、その方の持って生まれた性格や家族構成などのバックグランドとかも全然違うので、相談支援専門員としての支援というよりは、1対1で、この人がどう生きたいかとか、こうしたいとかを拾っていくことが重要だなって思っています。
仕事は仕事なんですけども、“福祉の仕事してる”みたいな感覚ではあまり入っていっていないというか。疾患などの特性とかが出てくることはあっても、それはそれで、どういうきっかけで症状が変わるか、どういう環境でとかは皆さま全く違うので。その利用者様ごとに、こういうところが苦手なんだなとか、こういうところが大変なんだなとか、障がいは性格の一部だという感覚ですね。
三島: 利用者様との関わりで言うと、施設の時は1対1で関われることはほとんど無くて、凄く忙しかったので。訪問は1対1で関われるので、なるべくサービスをしながら、体調のことだったり、最近の過ごし方だったり、昔の話だったり、いろいろとお話をして関わりを持つようにしてます。心がけているというか、今まで出来なかったことなので楽しいなって思っています。あとは最近、サ責としても少しずつ担当を持つようになってきて、その利用者様のことは出来る限り自分が1番理解しなくてはいけないと思っているので、体調確認とか細かい状況とかヘルパーさんからの情報収集も欠かさないようにしています。
利用者様のこと以外の業務では、当たり前なんですけど、自分自身の健康管理とか。訪問介護は1対1なので、やっぱり抜けちゃったりするとすごく周りに迷惑がかかると思うので、まず休まないようと。まぁ、当たり前なんですけどね。
土田: うんうん、でも、そこは大事、大事。
永倉: でも、体調は万全を期しても完璧ではいられないところですし、ある程度、ちょっと心に余裕を持って周りに頼っても良いところだと思いますね。
三島: あと、心がけているのは、分からないこと・困ったことを結構溜め込んでしまったりすることが多いので、出来る限り、そういうことはしないでどんどん周りの人に伝えるようにはしています。入社したばかりというのもあるので、しっかりと周りの人に助けを求めながら頑張っていきたいなと思ってます。
永倉: 一人って思っちゃうと結構大変なので、どうにかしてくれるじゃないですか、周りの人が。あのメンバーであれば、何か皆で・・・ぶわーっとね(笑)
土田: やっぱり、助けてくれる環境というか協力体制が、まぁ、いざ協力できなかったとしても、そういう姿勢が見えていると見えてないとでは全然違うよね。「何時に入るヘルパーさんが急遽休みだ、どうする?」ってなった時に、みんなで「でも、事業所にいる職員も全員いけないね。」「じゃあ、さぁ、どうするか?」みたいな会話ができればね。それ、知らんふりされているとね、僕もそうですけど辛いし。
永倉: 先ほどの会話で、施設介護と違って、在宅だと利用者様との1対1のやり取りが増えて・・・とのことですが、雑談とかの引き出しって結構持っているものなんですか?いざ何か話をするって、私、天気の話ぐらいしか思い浮かばないんですけど(笑)
土田: 僕の場合、最初の利用者様との面談で、利用者様の背景というか様々な点の聞き取りを行うので。先日も、僕の家の近くの農園に通っているという利用者様がいらっしゃって、その話で盛り上がりましたね。相談支援専門員だと固い感じの人だと思われたりもするので、利用者様の好きなものとか場所とかをインプットしておいて、そういった話を最後にはするようにしてますね。
三島: 自分も、利用者様がどういう暮らしをしてきたか、どういった経緯で今があるか等を聞きたいというのはあるんですけど、人によっては話したくないという人もいるので、そこは失敗したこともあるので気を付けています。20代、30代などの若い利用者様も多くて、年齢層も幅広いですし、性格的に話したいって方もいますし、話したくないって方もいらっしゃいますし。上手に関係づくりをしながらと思ってます。
前職が介護施設だったので、障がい者支援をメインに行っているりんく中野への配属は、実は凄く不安だったんですけど。自分の経験が活かせるのだろうかとか。でも、結果は凄く良かったなと思っていて。自分のしてきた経験が新しい世界、新しい分野で活かせていると感じています。
— 日本リックをどんな会社にしていきたいですか?
土田: 最近思うのは、本当にコロナになってから特に思ってるんですけど。今後10年の間に日本の情勢というのも激変するって言われていて、今までの10年20年のスピード感じゃないって言われたところにコロナが重なって、コロナが終わってからもそういう変化の時代が続くと思うので、その変化に対応できる会社であって欲しいなと思いますね。進まざる者は何とかっていう言葉もあるぐらいで、そこに止まっていると波に飲まれちゃうだけだと思うので、ダメかもしれないと思っていても、何かチャレンジをして、色々なことを考えて続けることが大事だと思っています。
どちらかと言うと、僕はやらせてもらう方が好きで、やってダメであればダメ、成功なら成功で良いんじゃないかっていう考え方なので。日本リックは小さい体力のない会社ではないと思いますし、ちょっとくらいの失敗はしても大丈夫と思っていて、挑戦し続けられる会社だと良いなと思っています。
三島: 利用者様に「リックさんに任せておけば安心ね」とか言ってくださることとかがあるので、まずは、地域の方に信頼してもらえるような会社が良いなと思っています。
あと、今、実施記録をスマホアプリに切り替えてますが、どんどんデジタル化を進めていって欲しいと思っています。ヘルパーさんの中には難しいと感じる方も居るかもしれませんが、慣れたら凄く便利になると思うので、しっかりとサポートしていきたいなと思っています。
— 就職活動中の方へのメッセージ
土田: 僕は、相談支援専門員としても、障がいの分野も初めてで、初めてづくしだったんですけど、自分の性格上、挑戦してみる・とりあえずやってみるっていうのが先行するタイプですが、就職活動・転職活動する方も、新しい世界怖いな、日本リックってどうなんだろうという気持ちを持っている方もいると思うんですよね。そう言った場合、まずは自分の目で見てみたら良いかなと思います。雰囲気も感じ取ってみて、決めるのは最後は自分。自分の感じたものを信じて、安心して入社してきていただければ大丈夫かと思います。
三島: 自分が面接した時もそうでしたけど、日本リックは事業所体験が出来るじゃないですか。なので、少しでも良いなと思ったら、気軽に是非1回、事業所体験をしていただきたいなと思ってます。面接だけじゃ分からなくても、現場行って体験して、職員の人から話を聞くとイメージが変わったり、イメージが膨らんだりすると思うので、是非。事業所職員一同、ウェルカムなので!
土田: あとは、介護職が未経験の方は、テレビとかの情報で介護に対しての悪いイメージを持っている可能性がありますよね。誰でもできる、どこでも簡単に採用されるとか。ただ、介護に限らずどの職業もそうですけど、自分が想像していたことと実際やってみてっていうのは全然違うと思いますね。サッカーで言うと、試合前にイメージしていたことと、実際にホイッスルが鳴った後のゲーム展開が違うように(笑)だから、どの会社入っても、どの仕事でも共通して言えると思うんですけど、介護職も「とりあえずやってみる」って言うのかな・・・それしか伝えられないですね(笑)
三島: 介護職って、イメージだと休み少ないとが不規則とか、そういうイメージあると思うんですけど、日本リックは、仕事とプライベートのバランスがとれるので、そこは是非メッセージというか伝えたいですね。ずっと休みがなくて体力しんどいとかでなく、連休も取れますし、ハッピー休暇も増えましたからね。
土田: あの制度は良いですよねー。
三島: 結構ちゃんと両立できるんだって感じているので、介護のブラックなイメージは、リックには全然なくて。施設とかは、また違うかもですけど。。リックは、本当に凄く。プラスポイントだと思うんですよ。
土田: ちなみに、電車で話してたんですけど、今のりんく中野は、サッカーのチームに例えるとブラジル代表だなって(笑)しっかり個々があって、独立してるんだけど、チームとしてバラバラになるのではなく、チームになると強くなる(笑)
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